骨盤臓器脱と胃下垂

胃下垂 症状 骨盤臓器脱

骨盤臓器脱と胃下垂

直腸瘤

「骨盤臓器脱」と「胃下垂」の関係

骨盤臓器脱(こつばんぞうきだつ)とは、骨盤の中にある内臓「膣や肛門」から脱出(でてくる)してしまう症状です。

代表的な内臓は、子宮膀胱直腸です。直腸の上の小腸が脱出することもあります。

では、「小腸」の上に位置している「胃」はどうでしょうか?

胃から直腸まではもちろん、つながっていますので、「直腸や小腸」が下がってくると、「胃」に引っ張られます。

さすがに、「胃」「膣や肛門」からでてくる、というほど下に下がってくることはないかと思いますが、胃も同じく下に下がってきてしまいます。

そうすると、胃下垂になってしまうのでは?ということが十分考えられます。

胃下垂の原因

胃を支える筋肉が衰えたり、食べ過ぎたり、不安が強すぎたり、仕事をしすぎて疲れすぎたりなどして強いストレスがかかってしまうと、胃の周りの「筋肉」の働きが悪くなって、胃が伸びてしまい、胃の中の消化がしづらくなってしまい起こると考えられています。

また、出産お腹の手術が原因でなる、とも言われています。

日本骨盤臓器脱研究所では、それらの原因だけでなく、「骨盤底筋の衰え」胃下垂大きな原因の一つにもなっているのではないかと考えています。

骨盤底筋の衰えイラスト

↑これは、骨盤を「下側」から見たときのイラストです。

赤い部分が骨盤の底にある「骨盤底筋」です。

「骨盤の下側」が広がってくると、骨盤底筋横に引き延ばされて、骨盤底筋に力が入りづらくなってしまいます。

骨盤の中にある内臓は、「骨盤の下側」にある、「人間が寝転ぶときに使うハンモック」のような感じの筋肉=骨盤底筋によって支えられていますので、このハンモックが引き延ばされて緩んでしまうと、どんどん内臓が下がってきてしまいます

まず、直腸小腸大腸が下がり、その上のも下に下にと、下がってきます。

同時に子宮膀胱なども下がってきます。

「骨盤の下側」が広がり、骨盤底筋が衰えすぎてしまうと、子宮膀胱直腸などが「膣や肛門」からでてきてしまうほど、内臓が下がってきてしまいます。

これが骨盤臓器脱(こつばんぞうきだつ)の症状です。

骨盤臓器脱と胃下垂、どうすればいい?

ですので、何よりも「骨盤の下側」が広がりすぎないように、骨盤ベルトなどで「骨盤の下側」支えてあげて生活することが優先順位としては、高くなると思います。

「骨盤ベルトで、食欲が変わり、胃下垂が改善した」というご報告

骨盤ベルトで、「食欲が変わってきたり」「胃下垂が改善した」というご報告があるのは、下のような流れではないかと推察しています。

1、骨盤ベルトで骨盤の下側をささえる
2,骨盤底筋を使いやすくなる(力が入りやすくなる)
3,骨盤底筋が鍛えられる
4,骨盤の中の内臓が下がりにくくなることで、胃も下がりにくくなる

下半身美人ベルト

「骨盤の下側」をピンポイントで「心地よく」支えてあげられるのがポイントです。

そうすることで、毎日、違和感なく心地よく装着することができますのでオススメです。

下半身美人ベルト画像3

胃下垂の症状

吐き気
ゲップ
すぐ満腹になる

すぐ満腹になると共に、あまり食べていないのにお腹が張った感じがしたり、そもそもあまり食べられないということが起こってきます。

また、食事のあとに胃がむかつくというのも多い症状の一つです。

全身の冷え性

なぜ、冷え性が起こるかというと、が下がって来ると、「筋肉や脂肪」薄い部分に来てしまうからです。

そうすることで、「胃そのもの」が冷えてしまいそれが全身の冷えにつながります。

冷えることで、全身の筋肉、内臓も硬くなってしまい正常な働きがしづらくなってしまうのではないでしょうか?

胃下垂の特徴

ぽっこりお腹と言われるように、下の方のお腹(下腹)が、でてきてしまいます。

胃下垂は食べても太らない?

昔から「胃下垂は食べても太らない!」と言われたりしますが、どちらかというと、痩せていて「胃の周りの筋肉が少ない」胃下垂になりやすいというのが本当の所ではないかと思います。

 

あなたさまにとって、参考になる情報でしたら何より嬉しいです♫

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