子宮脱 応急処置 自分でまずしておくといいこと4選

子宮脱になりにくい重い物の持ち上げ方 子宮脱

子宮脱になったかもと思ったとき、まずは病院(婦人化)に行く前に自分でできる対処法をやってみたいと思うかと思います。

自分自身でできる「やってもいい」効果的な応急処置は何でしょうか?

以下のことをやっていただければ、自分自身でできる応急処置としてはほぼ網羅しているのではないかと思います。

自分の手(指)で押し戻す

出ている大きさにもよると思いますが、自身で指で膣の中に戻せそうな場合は、指を清潔な状態にして戻してみましょう。

なぜかというと、、、

子宮が膣から出たままだと、血流が悪くなってしまうからですね。指で押し戻すことが大切です。

しかしながら、自分の指で押し戻すのは怖いと感じる人は多いと思います。

出ている大きさにもよると思いますが、自身で指で膣の中に戻せそうな場合は、指を清潔な状態にして、、まずは触ることから始めてみて、戻せそうでしたら戻してみましょう。

具体的には、あなた様自身の聞き手の中指で押し込むのがやりやすいかと思います。座って少し足(股)を広げて行うとやりやすいかと思います。

もし下着などに擦れて、出血してしまっている場合は「子宮脱 検診」「骨盤臓器脱 検診」などと検索して、受診されることをお勧めします。

当研究所の相談で良く伺う話は、病院の先生に検診してもらった結果、「何かがおりて来ていますので、骨盤底筋体操の仕方の資料(紙)渡しますのでまずそれをやってみてください」というものです。

膣から出てきているものが、子宮なのか膀胱なのか、パッと見た感じでは何がでてきているのか判断がつかないからですね。

お風呂に入ったときに指で戻している方も多いかもしれません。

カラダを冷やさない

できるかぎり身体を冷やさない工夫ができるといいです。

なぜかというと、、、

身体が冷えてしまうと、血流が悪くなりがちだからですね。

血流が良くないと身体の機能が全体的にうまく機能しなくなりがちです。

子宮脱にかぎらず血流をよくすることはとても大切です。

運動をして筋肉量を増やす

運動量を増やすことで筋肉が増えてきます。

最近ではカーブスさんなど女性のためのジムに通っている方が多い印象です。

来肉を増やすことで体温が上がってきますし、血流も良くなりますので、腹圧をかけすぎないもの(おなかに力が入りすぎないもの)であればとてもよいと思います。

身体を温めるべものを増やして、身体を冷やす食べ物を減らす

血流を良くすることは健康のすべての土台になりますので、子宮脱がもし良くなったときもぜひ続けてみてくださいね。

詳しくは「体温を1度上げる方法」をまとめておきましたので参考にして頂けます。

骨盤底筋トレーニング(骨盤底筋体操,ケーゲル体操)

骨盤底筋トレーニング(骨盤底筋体操,ケーゲル体操)は実はたくさんの方法があります。

なぜ骨盤底筋トレーニング(骨盤底筋体操,ケーゲル体操) が有効かというと、、、

それは、骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱瘤、直腸脱)の原因の大きな部分が骨盤底筋の緩みにあると考えられるからですね。

ヨガのポーズをしながらやる体操

和式トイレスクワット(当研究所開発)

シンプルにお尻の穴、膣を締めて緩める方法

などなど。

その中でどの方法であっても、ある程度の効果を感じられると思いますが、たくさんある中で、「無理なく続けられるものを選択」することが大切と思います。

日常生活で、朝起きた時トイレの時散歩する前仕事の前など、あなた様の生活リズムで続けやすい時間帯タイミングを選んで毎日続けてみてください。

実際に、骨盤底筋体操を続けて、自力で子宮脱が治ったという方はたくさん存在しています。

その人たちに共通しているのは、3ヶ月~半年間 毎日続けているではないかと思います。

骨盤底筋体操トレーニングについては、こちらでまとめてみましたので、詳しくはこちらでご覧いただけます。

日常生活で悪化しないために気をつけること

いきむポーズを避ける

いきむポーズをできる限り避けましょう。

なぜかというと、、、

トイレで便秘の時、イキムと思いますが、この行為はおそらくもっとも子宮脱を助長してしまうからです。

いくら骨盤底筋を鍛えたとしても押しだす力が強すぎると中身(内臓)が膣からでやすくなってしまいます。

特に急いでトイレをでないといけないときに、いきみがちですが無理に息んでしまうと子宮が外に飛び出しやすくなりますので、お腹に力をいれず自然に便をだす習慣をつけていけるとよいと思います。

動物(たとえば象さん)が、急がず、自然に便をだしているイメージが分かりやすいでしょうか。

風邪をひいて咳が出る場合は仕方がありませんので、慢性的な咳がある場合は早めに治せると良いと思います。

重いものを持たない

重いものを床から引き上げる時、腹圧(ふくあつ)=お腹の圧が高くなりますので、子宮が膣から外にでやすくなりますのでできる限り避けましょう。

なぜかというと、、、

お腹に圧がかかりやすいからです。お腹に圧がかかると子宮が膣から外に飛び出しやすくなってしまいます。

重い物といっても人によって、変わってくると思いますが、「うんこらしょ」「どっこいしょ」「う~~~ん」声がでるほどの重さの物を避けられるとよいかもしれません。

重い物はできるかぎり男性に頼んでもってもらえる環境の場合は甘えて頼んでみてくださいね(^^)

もし頼めない場合でどうしても持たないといけない場合は背筋を伸ばしてお腹を圧迫しない形で持ち上げてみてくださいね。

子宮脱になりにくい重い物の持ち上げ方

子宮脱になりにくい重い物の持ち上げ方

左のイラストのように背骨を床に対して垂直に近い形で持ち上げてみてください。腰にも負担がかかりにくくなり腰痛予防にもなります。

同時に腹圧が高まりにくい身体の動かし方になりますのでぜひ覚えてみてくださいね。

便秘をできる限り避ける

便秘をさけることは意外と大切です。

なぜかというと、、

もっとも頻度が高く、腹圧がかかる日常生活行為の中の一つだからですね。

どうすればいいかというと、、

何と言っても、腸内環境を整えることが先決です。

一番お勧めなのは、質のいい油を身体にいれるのがお勧めです。

特にオリーブオイルごま油エゴマ油などがおすすめです。

身体を温める食材身体を冷えを取ることも便秘解消につながりますよ。

同時に水を飲む習慣を試せるとなおよいと思います。そのときは少しだけ(ひとつまみ)自然塩を入れられるとよいですよ。

塩の味を感じない程度に入れるのがお勧め。塩の味がするほどいれると続けたくなくなります。冷え改善にも役立ちます)

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