膣脱とは?どんな症状?
膣脱(ちつだつ)とは、膣壁が外陰部より脱出する状態のことをいいます。
子宮筋腫を全摘したあとに起こったり、骨盤底筋が緩んだりした結果、膣壁が膣の外側に出てくることがあります。
子宮自体がでてくることを子宮脱(しきゅうだつ)と言います。
膣脱を治す方法は?
一般的に、膣脱を治す方法については、「骨盤底筋運動」(骨盤底筋体操)を行えばよい、と書かれています。
軽度の膣脱であれば、「骨盤底筋運動」(骨盤底筋体操)を行うだけで治る可能性があります。
ただ、この「骨盤底筋」簡単に鍛えられそうで、なかなか鍛えるのが簡単ではない筋肉なんです。
「骨盤底筋運動」(骨盤底筋体操)は、簡単に分類すると、2種類あります。
膣に「キュッ!キュッ!キュッ!」と力を入れる方法と、肛門に「キュッ!キュッ!キュッ!」と力を入れる方法です。
膣脱の場合は、膣に「キュッ!キュッ!キュッ!」と力を入れます。
骨盤底筋を効率的に鍛えるには?
「骨盤の下側」がVの字(骨盤の上側より、骨盤の下側がキュッと締まっている状態)に締まっていると、骨盤の底に力が入りやすくなりますので、骨盤ベルトなどを骨盤の下側に巻いた状態で骨盤底筋運動ができると効果的です。
さらに、日常生活でも心地よく骨盤ベルトを骨盤の下側に巻いて生活していると、意識しなくても自然に骨盤底筋が鍛えられるようになってきます。
骨盤ベルトの種類は、トコちゃんベルト2か、当研究所8年越し開発の下半身美人ベルトがおすすめです。
骨盤底筋が鍛えられやすい下着
女性の場合は、「Tバック」だと骨盤底筋に意識が行きやすくなって、鍛えられやすいと言われています。
どれくらい鍛えられるか?実験してもらったわけではないですので、なんともいえませんが、骨盤底筋への意識は強くなると思いますので、試せる人は試してみるとよいと思います。
経血コントロールとは?
昔、日本で多くの女性が着物を着ていた時代に、下着をはいていなかったときがあります。
そのときは、女性が生理のときの悪血が漏れないように(ナプキンなど当てずに),自力でキュッと骨盤底筋を締めて、悪血が漏れないようにしておいて、お手洗いのときに排出することができていた人がいたと言います。
つまり、お手洗いのとき以外、常に膣を締めていたということです。
「骨盤の下側」を数ヶ月、下半身美人ベルトを巻いて生活してもらうと、今まで経穴コントロールができなかった女性が、できるようになったというお声を頂戴しています。
いかに「骨盤の下側」の広がりが、骨盤底筋に「力を入れにくく」している原因になっているか、よく分かるエピソードだと思います。
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