「子宮脱,膀胱瘤,直腸瘤」と「鬱(うつ)」
「子宮脱,膀胱瘤,直腸瘤」と「鬱(うつ)」との関係には、どんな関係があるのでしょうか?
専門家として、鍼灸師(国家資格者)岡林秀和が一つの考えとして参考までに書いてみたいと思います。
鬱(うつ)の原因
鬱(うつ)の原因は、たくさん言われていますが、あくまで私個人の考えですが、ストレスに弱くなったというのが大きな原因の一つではないかと思います。
筋肉で例えると、わかりやすいかもしれませんが、筋肉は鍛えていない(刺激が減ると)とすぐに衰えてきてしまいます。
それと同じように、ストレスが少ない環境に慣れてしまうと、ちょっとしたストレスでも耐えられない人になってしまうのではないか?と思います。
たとえば、筋肉の場合、「重力」は生きていく上で絶対になくすことができないですし、もし重力はストレスだからといって、重力を無くしてしまったら刺激が無くなり、やがて筋肉自体が減ってなくなり、重力が少しかかってしまうと、全く歩けなくなってしまいます。
鬱(うつ)になってしまったらどうする?
では、鬱(うつ)になってしまったら、どうしたらよいのでしょうか?
ストレスをただただ少なくする方法では、根本的に解決することはないと思います。
ではどうしたらよいか?
それは・・・、
”ストレス自体に強くなればいい”のです。
筋肉の場合であれば、重力を減らさずそのままで、筋力を少しずつつけていければよいのです。
ですので、昨今行われている会社の中の鬱(うつ)気味の方に対して、できる限り余計なことは言わず、できるかぎり触れずに「そっとしておく」という対処や、相性のいい職場の人間のグループに所属させる、部署を異動させるという方法は何の解決にもならず、むしろマイナスになってしまうのではないかと思います。
ストレスにめちゃくちゃ強い世代
うちの祖母は、90歳を超えています。
その祖母は戦争を体験して、「さっきまで隣(うつ)にいた友人が爆弾で吹き飛ばされて死んでしまった」という体験をしているにもかかわらず、このように話しています。
「あのとき芋が食べられたら最高のごちそうだったけど、今はいろんな食べものあるし栄養のあるもの食べられる。それになんといっても安全に生きていられるから幸せよね~」
決して「戦争のときは、怖くて怖くて今でも思い出して寝られない。トラウマに悩まされているわよ」なんて一切言っていません。
もし、「現代の人」が同じ経験をしたら、多くの人は、ストレスが強すぎて、ストレス自体に負けてしまう方が多いのではないかと思います。
ではなぜ、私たちより、昔の世代がストレスに強かったか?について迫っていきましょう。
食べ過ぎていない
栄養があったから、ストレスに強かったのでしょうか?
いえ、そんなことはありません。
むしろ、日本が定めている一日に摂取した方がよい推奨摂取カロリーは、まったく足らない状態だったのではないでしょうか?
人間は、食べ過ぎの場合と、食事が少ない場合どっちが健康でいられると思いますか?
私は、だんぜん小食の方が健康で長生きできるのではないかと思います。
「食べ過ぎ」で不健康になることが多々あると思います。
昔から日本で伝えられてきた言葉のように「腹8分目」が健康でストレスに強くなる秘訣かもしれません。
食べ過ぎることで、もう一つ起こること、それは、添加物や農薬、その他、身体にとってあまりよろしくないものを通常より多く摂取してしまう可能性もあります。
人間の身体は、非常によくできていますので、1日や2日満腹にしたり、身体に良くない物を入れたところで、すぐ不健康になることはありません。
悪い物は下痢にして出したり、細菌やウィルスが入ってきた場合は、高熱を出して免疫力をバリバリ高めて、細菌やウィルスをやっつけてくれます。
ただ、食べ過ぎの上、身体に良くないものを、たとえば10年間入れ続けたらどうでしょう。
さすがのカラダさんも、影響を受けてしまうのではないでしょうか?
ということで、数年の積み重ねでなく、10年単位の積み重ねが、今のあなた様の身体を作っていることは間違いないと思います。
それに気づいてしまいさえすれば、これから食生活を変えていければ10年後はきっと安泰です(^^)
ストレスに強くなるには?
では、積極的にストレスに強くするにはどうしたらいいでしょうか?
うちのばあさんがやっていたのは、自然の塩をたくさんとっていたということです。
おなかはすいていても多少大丈夫ですが、もしあなたが自然塩(しぜんえん)をまったくいれずに生活したとしたら、数日でまったく力が入らなくなってしまうことでしょう。
わたしも実は人体実験したことがあります。「自然の塩」をできるかぎり摂取しないで生活したら、「やる気もでない」、「力もでない」、もし人に嫌なことを言われたら「ものすごく落ち込む」だろうなという精神状態になりました。
ですので、私が鬱(うつ)の人に推奨するストレスを強くするための方法二つは「食べ過ぎない」、と「自然の塩を多めに取る」ということです。それともう一つだけ付け加えるとしたら「ニンニク」です。
ニンニクは身体を温め、滋養強壮する食材として最適と思います。
ガンの方に、もっとも有効で効果が期待できる自然の食べものの中で堂々の1位に輝いているのが「ニンニク」であるという一つのデータを出している研究機関もあります。
身体を陰性から陽性にして温め、前向きな考えや、ストレスに強くなれる環境を作っていきましょう!
骨盤臓器脱(子宮脱,膀胱瘤,直腸瘤)になると鬱(うつ)になる?
「骨盤臓器脱(子宮脱,膀胱瘤,直腸瘤)の人に鬱が多いかどうか?」の研究がされているかはわかりませんが、骨盤臓器脱になると、内臓が冷えやすくなるということは、言えるのではないかと思います。
子宮脱,膀胱瘤,直腸瘤になると内臓が冷える?
骨盤臓器脱(子宮脱,膀胱瘤,直腸瘤)になると、「骨盤の中の内臓」が下がってきます。
内臓が下がることを下垂(かすい)といいます。
骨盤の中の、子宮や膀胱、直腸、小腸、大腸が下がってきます、するとその上に位置している「胃」も下がってきます。
胃が下がって胃下垂になると、下に引っ張られてビヨーンと縦に、胃が伸びてしまいます。
すると、消化液(胃酸など)の出方が悪くなったり、うまく働きにくくなってしまうと考えられます。
そして、食べても食べても消化吸収がされないことになり、食べても食べても満たされない状態となって、胃に食物が溜まることで食物の重みで、余計に胃が下に引っ張られ、さらに胃下垂になりやすいのではないかと予測ができます。
胃が下がると、胃が正常な位置にあるときより、「脂肪や筋肉が薄い位置」に「胃」がくることになります。
すると、「胃」自体が冷えやすくなります。
子宮や膀胱、直腸も同じで、「骨盤の下側」に降りてきてしまったり、ましてや「膣」から子宮や膀胱がでてきてしまったときは、お尻が冷えるのと同じように内臓が冷えてしまいやすくなります。
内臓が冷えるということは、生命を維持し健康で居続けるためには、あってはならないことです。
内臓(胃や腸)には、腸内細菌と呼ばれるように、非常にたくさん(全身の細胞の数60兆より多い数)の細菌叢(さいきんそう)が存在しているといわれています。
その細菌たちが温度が1度下がってしまうと、その活動に影響を与えてしまうことは、間違いないと思います。
免疫細胞にいたっては、体温が1度上がるだけで、5~6倍免疫があがるといわれているくらいです。
ですので、身体の冷えをとるということは、私たちが思っている以上に、と~~~~っても大切なことなのです。
「身体の冷え」が減るだけで、考え方まで明るく元気になりやすいかもしれません。
内臓を上に上げて、内臓が冷えにくくすると、内臓機能が向上して、きっと全身が温まりやすくなります。
さらに、骨盤底筋(こつばんていきん)やインナーマッスルを日常生活の中で鍛えてあげることと、体温が上がりやすい食材=自然塩を多めに入れてあげることで、体温が上がり、代謝もよくなり、体型も体調もよくなり、「ストレスに強くなる」身体を手に入れることができるのではないかと思っています。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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