骨盤臓器脱は遺伝する?
世の中には、いろいろな病気や症状がありますが、骨盤臓器脱(子宮脱,膀胱瘤,直腸瘤)は、遺伝が関係しているでしょうか?
この疑問を解決するために、研究者がデータを取ったという話は聞いたことがありませんが、ここでは専門家の立場から、一つの可能性について書いてみたいと思います。
そもそも骨盤臓器脱(子宮脱,膀胱瘤,直腸瘤)の原因から探っていきましょう。
ずばり!いいますよっ!
骨盤底筋のゆるみ
手術、肥満、腹圧の増加、慢性の咳、出産などいろいろ原因があると思いますが、大きな大本の原因は、「骨盤底筋のゆるみ」ではないかと考えています。
なぜ、骨盤底筋がゆるむのでしょう?
「骨盤がゆるむ」といっても、一番大切なポイントは、「骨盤の下側」がゆるみやすいということです。
↑イラストでいうと、「恥骨結合」と書いている部分です。
そうすると、「骨盤の下側」(骨盤の底)にある骨盤底筋が横に引き延ばされてしまいます。
そうすると、↑イラストの「尿道と膣」の部分が広がるイメージは、できますでしょうか?
そうすると、「膣」から、子宮や膀胱が出てきてしまいやすくなってしまいます。
ここで、もう一つの大切なポイントがあります。
骨盤底筋(イラストの赤色部分)が、横に引き延ばされた状態(「骨盤の下側」が広がった状態)で生活(歩いたり)していても、骨盤底筋にうまく力が入りづらくなってしまうのです。
すると、さらに骨盤底筋がゆるんでしまいます。
すると「骨盤の中の内臓」が下に下にと降りてきてしまいます。
骨盤底筋の上に内臓が乗っかっている状態ですので、内臓が下に降りてくると、さらに骨盤底筋がビヨーンと引き延ばされてしまって、さらに内臓が下がってきます。
すると、さらに骨盤底筋が鍛えられにくい状態になってきます。
この「負の連鎖」が、骨盤臓器脱(子宮脱,膀胱瘤,直腸瘤)をさらにひどくなる方向へ向けてしまうのではないかと考えられます。
家族間での骨盤臓器脱(子宮脱,膀胱瘤,直腸瘤)の発症例
それは、姉さんと妹さんであったり、お母さんと娘さんも家族でみんな骨盤臓器脱(子宮脱,膀胱瘤,直腸瘤)になっているというケースをよくお聞きするからです。
本当に遺伝が全ての原因でしょうか?
では、本当に遺伝が全ての原因といえるでしょうか?
それは調べない限りわからないかもしれません。
ただ、もし、骨盤臓器脱の大きな原因の一つである、「骨盤底筋のゆるみ」に、万が一遺伝が関係していたとしても、別に問題ないと思います。
もし、筋肉をいくら鍛えても鍛えられないという遺伝子が組み込まれていたとしたら、もしかしたら何をしても骨盤底筋を鍛えられないかもしれません。
でも、多くの皆さまは、歩いたり、物を持つこともできます。
物を持ったり、歩いたりできるということは筋肉があるからできます。
遺伝が原因で、「骨盤底筋だけ鍛えることができない」ということは、ほぼ考えづらいと思います。
もし、遺伝が考えられるとしたら、骨盤の形自体が非常に特殊で、「骨盤の下側」が元々ものすごく広いというのは、あるかもしれません。
いずれにしても、「骨盤の下側」を骨盤ベルトで支えてあげて、広がりすぎないようにして、日常生活を送ることで、骨盤底筋が鍛えられやすくなることは、現時点で多くの方から確認できています。
「私は、遺伝だから手術するしか仕方ないのよー」と、あきらめていた方からも、たくさんのお喜びのお声を頂戴しておりますので、もし、まだ骨盤臓器脱でお悩みで、美人ベルト(下半身美人ベルト)をまだお試しでない場合は、一度は試していただけるとよろしいかと思います。
万が一、あなたさまに、まったく効果を感じて頂けない場合は、すぐ返品返金させていただくという異例の措置を現時点では、とらせていただいています。
一人でも多くの方が助かって笑顔になっていただければと思って、毎日楽しく仕事をさせて頂いています(^^)
少しでもお役に立てましたら何より嬉しいです。
最後まで、お読み頂きましてありがとうございました!
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