子宮下垂や子宮脱になると、妊娠しにくい?
「子宮下垂すると妊娠しにくい?」という情報が、ようやく少しずつ情報として出回るようになってきました。
なぜ、子宮下垂すると、妊娠しにくくなるのでしょうか?
子宮が下垂すると、骨盤の中にある内臓が、全体的に下がっている可能性が高いです。
すると、骨盤の下の方にある内臓が圧迫されます。
圧迫されるとどうなるか?というと、圧迫された内臓は血流が悪くなってしまいます。
内臓下垂(子宮下垂)で、圧迫される内臓とは?
子宮は、もちろんのこと、直腸、膀胱なども圧迫されます。
すると、何が起こるか?というと、骨盤の下側が広がって、骨盤底筋(こつばんていきん)も緩んできてしまい、尿漏れや、ひどくなると膀胱脱(ぼうこうだつ)や、子宮脱、直腸脱、便漏れなどになってしまう可能性があります。
全体的に骨盤の中の内臓が下がってきてしまうと、子宮などの血流が少なくなってしまう可能性があります。
妊娠しやすい身体とは?
妊娠しやすい身体とは、血流のよい身体です。
血流のよい身体とは、
1,内臓が正しい位置にあること = 骨格にゆがみが少なく、正しい位置関係にある。
2,低体温ではないこと。(平熱36.5度以上が理想)
この大切な二つを押さえていると、妊娠しやすい身体になります。
妊娠しやすい身体にするために、あなた様もすでに経験済みかもしれない「漢方」、「ドリンク」、「お茶」、「運動」は、すべて血流をよくするためです。
子宮下垂や、子宮脱におすすめのアプローチ方法
子宮下垂や、子宮脱になっている方は、ほとんどの場合は、「骨盤の下側」が広がっています。
「骨盤の下側」を骨盤ベルトなどで巻いて生活できると、骨盤底筋(こつばんていきん)に自然に力が入るようになってきて、子宮を含め、内臓が下がりにくくなります。(※ 骨盤ベルトを巻いて、座ったり、寝ているだけでは骨盤底筋は鍛えられません。立ったり歩いたりすると鍛えられやすいです)
現時点で、「子宮下垂」や「子宮脱」に対して自力でアプローチする方法は、骨盤底筋を積極的に鍛える方法になると思います。
その中で、最も簡単に効率的に骨盤底筋を鍛える方法が、骨盤ベルトを骨盤の下側にピンポイントで巻いて生活することです。
専用の骨盤ベルトで妊娠しやすい身体に
骨盤ベルトを「骨盤の下側」に巻いてあげると、骨盤底筋が鍛えられて、下がっていた子宮や内臓が上に上がってきます。
すると、圧迫されていた子宮や内臓が解放されて血流がよくなります。それによって、妊娠しやすい身体になります。
骨盤ベルトがよいのは、日常で心地よい範囲で着けていると、特に骨盤周りの筋肉も鍛えられて、約2週間で体温が平均0.5度ほど上がってきます。
すると、血流がさらによくなって妊娠しやすい身体に近づきます。
妊娠するまでの間、そして、妊娠してから、産後も骨盤ベルトを心地よく巻いていると、
妊娠前=妊娠しやすくなる(子宮下垂、子宮脱対策と、体温が上がることで、血流が良く
なる)
妊娠中=お腹が上がって赤ちゃんの部屋が丸く柔らかくなり、赤ちゃんへの血流も増える
産後=広がってしまった「骨盤の下側」に心地よく骨盤ベルトを巻くことで、痛みの緩和・快復、スタイルもよく
という、いいことづくめです。
妊活におすすめの骨盤ベルト
「トコちゃんベルト2」か、当研究所8年越し開発の「下半身美人ベルト」が骨盤の下側にピンポイントで正しく巻くことができるため、おすすめさせて頂いています。
妊娠中の子宮下垂や子宮脱
妊娠中は、妊娠前より子宮下垂や、子宮脱を起こしやすくなります。
妊娠中の子宮下垂・子宮脱の原因 2つの理由
なぜか?というと、妊娠中・産後にのみ出てくる特別なホルモン「リラキシン」の影響と、「赤ちゃんの重み」です。
「リラキシン」はどんな影響があるか?というと、「全身の筋肉・靱帯を緩める」です。
全身の筋肉・靱帯が緩むと、特にわかりやすい変化は、骨盤周りに付いている筋肉・靱帯です。
骨盤の中にある靱帯・筋肉が緩むと、↑骨盤の下側(「恥骨結合」のあたり)が緩んできて、横に広がってきます。
すると、骨盤の中にある子宮や、内臓が下がってきます。
さらに、妊娠中は、おなかの中に赤ちゃんがいますので、「重み」がかかって、余計に骨盤の中の内臓が下がってきてしまいます。
すると、子宮や腸など、骨盤内の内臓が圧迫されて、血流が悪くなってしまいます。
それと同時に、リンパ液の流れなども悪くなってしまいますので、下半身(特にふくらはぎなど)が浮腫んできます。
さらに、ひどくなってくると静脈瘤といって、足の表面に、静脈がボコボコと浮いてくる症状がでてきてしまいます。
これらも、骨盤ベルトを心地よく骨盤の下側に巻いてあげられると、変化してくるケースが多いです。
そのほかにも絨毛膜化血腫という症状も多くの原因は、骨盤の中の内臓や血管の圧迫によって起こると考えられます。
わたしの知り合いの妊婦さんで、絨毛膜化血腫と診断されたあと下半身美人骨盤ベルトを試していただいたら、たちまち快復した!という例は、一人ではなく、複数の事例があります。
また、妊娠中の高血圧症も同じ理由が考えられます。正しく心地よく骨盤ベルトを骨盤の下側に巻くと、平均血圧が10以上は下がってくるケースが多いです。
妊娠中の便秘も同じ理由で、腸が圧迫されると、自動車で言うと「交通渋滞」のような状態になって、便秘が起こってくると考えらます。
その証拠に、下半身美人ベルトを骨盤の下側に巻いていると、1週間程度で慢性の便秘が解消したという事例は本当にたくさんあります。
産後の子宮下垂や子宮脱
懐妊前、妊娠中の期間にかかわらず、産後も同じく「骨盤の下側」が広がってきます。
産後の子宮下垂・子宮脱の原因 2つの理由
なぜか?というと、「妊娠中の子宮下垂や子宮脱」の項目で書いた、「リラキシン」という特別なホルモンの影響と、なんといっても「出産」です。
「リラキシン」はどんな影響があるか?というと、「全身の筋肉・靱帯を緩める」です。
全身の筋肉・靱帯が緩むと、特にわかりやすい変化は、骨盤周りに付いている筋肉・靱帯です。
骨盤の中にある靱帯・筋肉が緩むと、↑骨盤の下側(「恥骨結合」のあたり)が緩んできて、横に広がってきます。
すると、骨盤の中にある子宮や、内臓が下がってくるのです。
子宮下垂&子宮脱へのアプローチ方法
「妊娠前」、「妊娠中」、「産後」に関わらず、子宮下垂&子宮脱を手術することなく自分で対策する方法は、骨盤の下側に「ピンポイント」で、骨盤ベルトを心地よく巻いてあげることです。
いつ巻いておくのですか?と質問を頂く事がありますが、日常生活の中でも、特に立ったり、歩いていたりしているときです。
妊娠中で骨盤周りにお痛みがあって、「寝ているときも巻いている方が楽な場合」は、自己判断の上で巻いておけると良いと思います。
「子宮下垂」や「子宮脱」が有る場合は、尿漏れも同時に起こっているケースが多いです。
骨盤ベルトを骨盤の下側に心地よく巻いてあげるだけで、尿漏れは驚くほどすぐに快復してくるケースが多いですので、まだ体験したことのないあなた様には、ぜひ一度試して頂きたいと思います。