下がった内臓を自力で対処する方法

下がった内臓を自力で対処する方法

下がってしまった内臓自分で元に戻す方法はないのでしょうか?

最近、内臓が下がってしまった。

特に、膀胱、子宮が下がってしまったという話をよく聞きます。

ひどくなると、膀胱や子宮が膣からでてくる「骨盤臓器脱」という症状まででてきてしまう方も増えてきています。

下がってしまう内臓の種類

膀胱や子宮が下がってくる事を膀胱下垂子宮下垂といいますが、胃が下がってくると胃下垂といいます。

胃下垂は、よく耳にしたことがあるかと思います。

そのほかには小腸や大腸、直腸が下がってしまうことがあります。

内臓は身体の中でつながっているため、全体的に下がってくる傾向があるといえると思います。(※もちろん例外もあります)

内臓が下がる一番の原因

内臓が下がる原因として、いろんなことがあるとは思いますが、その中でも一番の原因は、骨盤の下側」広がりではないかと予測しています。

一般的には、加齢肥満運動不足などと言われますが、すべての内臓の下にあって、内臓の出口でもある骨盤の一番下広がってくると、骨盤底筋(こつばんていきん)がうまく使いづらくなってきます。

骨盤底筋は、人を乗せたハンモックのように、内臓下から支えていますので、このハンモック(骨盤底筋)がそもそも緩んでしまうと、その上にある内臓全体が下がってくるのは当然と言えると思います。

では、内臓が下がる1番の原因を改善する方法はないのでしょうか?

内臓が下がる1番の原因 骨盤の下の広がりにアプローチする方法

どうしたらよいか?というと、内臓の一番下で、ハンモック状で支えている骨盤底筋を鍛えてあげることです。

そうすると、「骨盤の下側」広がりが変化してきます。骨盤底筋の衰えイラスト

骨盤底筋体操で骨盤の下の広がりは変化する?

ただ、順番が大事です。骨盤底筋体操で、骨盤底筋が鍛えられる方もいれば、いくら骨盤底筋体操をしても骨盤底筋が鍛えられない方もたくさんいらっしゃいます。

骨盤底筋体操をするだけで、内臓が引き上がるようになれば、ベストですが、なかなか変化がでない人は、骨盤の下の広がりを先にアプローチしてから骨盤底筋体操をするといいのです。

「骨盤の下側」が広がりがちな方は、「骨盤の下側」広がった状態でいくら骨盤底筋体操をしても、骨盤底筋に力を入れているつもりでもうまく力が入っていないのです。

ですので、さきに「骨盤の下側」骨盤ベルト(下半身美人ベルトなど)で支えてあげて、「骨盤の下側」が広がりすぎないようにした上で、骨盤底筋体操ができることがオススメです。

内臓が下がる2番目の原因

その次に原因として考えられるのは、腹圧(ふくあつ)の増加です。腹圧とは、「おなかの圧」のことです。おなかの圧が高くなる状態は、咳をしたときや、出産や、お手洗いでイキむときです。

腹圧が高くなったときは、内臓を支えているハンモックである骨盤底筋下側に膨らんで伸びます

(※お相撲さんが、「ハンモックの上に寝転んだときのように」ハンモックが下側に膨らんで下がります

すると、内臓全体が下がってきます。イメージがわきますでしょうか?

では、腹圧を下げれば良いということになりますが、咳をしない、トイレでイキまない、肥満にならない、ということになりますが、なかなかそういうわけにもいきません。便秘になることだってありますし、太ってしまいやすい体質も方もいらっしゃいます。

それ以外に方法はないのでしょうか?私たちは、他にも原因があるではないかと感じています。

腹圧が上がってしまう原因の一つとして、「冷え性」が関係している可能性があります。

妊婦さんのお腹を触るとよくわかるのですが、冷え症の方は、お腹の張りが強い傾向があります。

また、骨盤臓器脱(膀胱、子宮、直腸が下がり、骨盤の外にでってしまう現象)になる方と日々お話していると、冷え性(平熱の体温35度台)の方が多いのですね。

お腹(内臓の容れ物)が柔らかい方が、腹圧は下がります

内臓が下がる2番目の原因である「冷え性」を対処する方法

夏でも靴下を何枚もはかないといけないほどの「ひどい冷え性」を対処する方法

しょうが紅茶など、「ショウガをたくさん取りいれると良い」という話は聞いたことがあると思いますが、たしかにショウガは身体を温めますのでとてもよいです。ほとんどの漢方薬の中に「ショウキョウ」と言う名前で入っているほどとっても良いものです。

しかし、夏でも靴下を何枚もはかないといけないほどの「ひどい冷え性」ショウガパワーだけで対処するためにはかなり多くの量取り入れる必要があると思います。

特にひどい冷え症の場合は、間に合わない可能性もあります。

そんなときに、「身体を温める作用」のあるショウガの上をいく温め効果が期待できるもの4つをご紹介いたします。

「温める」上を行く「燃やす」食材4つです。

しょうがを超える冷え性対策 食材4つ

これら4つの食材すべてを取らないといけないというわけではなく、この中で得意な食材1つのみで十分です。

自然塩(粗塩)

「自然塩」とは、精製せずに、地球上に存在する形そのままの塩のことです。

あらじお(粗塩)ともいいます。にがり成分(ミネラル)が入っているものです。

自然塩というと、「岩塩はどうなんですか?」と言うご質問をよく頂くのですが、岩塩も自然塩の一つです。大昔海だったところが、地上(山)にでてきたりして出来た自然塩です。

通常のスーパーでたくさん販売されていると思います。

クエン酸

レモン酸とも言ったりしますが、すっぱい粉です。見た目は塩のようなさらさらの半透明な粉です。

ドラッグストアなどで売っています。

焼酎

冷え症の妊婦さんにも「ひどい冷え性を治す4つの食材」をお伝えすることがありますが、その中で唯一妊娠中には身体に取り入れることができませんが、もしお酒を飲むなら冷え性の方には、焼酎がおすすめです。

ラム肉

ダイエットするときに、お肉を食べるならラム肉がいいですよというのは女性でしたら聞いたことがあるかもしれせんが、その通りで、体温を上げ代謝をあげてくれます。

これらの4つの食材の中で、続けやすいのは、「自然塩」「クエン酸」です。小さい入れものに入れて持ち歩けば、普段どこでも持ち歩くことができますし、安価ですし、とっても便利でおすすめです。

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