リングペッサリー(膣内装具)種類【まとめ】
ウォーレスリング・ペッサリー
提供:スミスメディカル・ジャパン様
画像引用元:医療法人社団あんしん会 四谷メディカルキューブ様 http://www.mcube.jp/
womans/explanation/prolapse_03.html
ミレックス・ペッサリー
画像引用元:医療法人社団あんしん会 四谷メディカルキューブ様 http://www.mcube.jp/
womans/explanation/prolapse_03.html
リングタイプ
引用:https://axel.as-1.co.jp/
asone/g/NC62-2701-55/?cate=D
特徴
身体に優しいシリコーン素材です。
リングタイプは、折れ曲がるため脱着が容易にできます。
引用:https://axel.as-1.co.jp/
asone/d/8-3771-05/
特徴
・柔軟性に優れ、膣への挿入が容易です。
・M型タイプは、子宮と膀胱を同時に保持できますので、尿失禁対策にも適しています。
仕様
タイプ:O型
外径(φmm):70
材質:ナイロン
ラテックスフリー
細胞毒性・皮内反応試験・皮膚刺激性試験済
オートクレーブ・EOG滅菌・薬液消毒可
https://axel.as-1.co.jp/
asone/g/NCNI054758/
特徴
常温でも柔らかく、挿入時の痛みを軽減します。
リング肉厚が12.5mmと厚く、弾力性に優れていますので、十分に子宮を支える事ができます。
ノブ付きリングタイプ
https://axel.as-1.co.jp/
asone/g/NC62-2701-77/
?cate=D
特徴
身体に優しいシリコーン素材です。
リングタイプは、折れ曲がるため脱着が容易にできます。
腹圧性尿失禁の予防にも、効果があります。
サポートタイプ
https://axel.as-1.co.jp/
asone/g/NC62-2701-66/
?cate=D
特徴
身体に優しいシリコーン素材です。
リングタイプは、折れ曲がるため脱着が容易にできます。
軽度の子宮脱に適しています。
ドーナツタイプ
https://axel.as-1.co.jp/
asone/g/NC62-2701-98/
?cate=D
特徴
身体に優しいシリコーン素材です。
ステージの進んだ患者様に適しています。
ゲルホーンタイプ
https://axel.as-1.co.jp/asone/
g/NC62-2701-88/?cate=D
特徴
身体に優しいシリコーン素材です。
ステージの進んだ患者に適しています。
膣断端脱にも効果的です。
下着と、リングペッサリー
左は、エボナイト製 硬性リング。右は、ポリ塩化ビニル製 軟性リング。
引用:https://www.med.nagoya
-u.ac.jp/haisetsu/byouin_04.html#11
下がってきたものに触ってはいけないのでは?と思って、そのままにしている人がいらっしゃいます。
出たままだと、うっ血や、血流障害が起きるので、指で優しく押し戻すようにします。
押し戻した後、ボディスーツや、ガードルとパッドで押さえる方もあります。
うまくいく方もありますが、小さいサイズだと、排便時に脱出する、大きいサイズだと違和感、出血が起こる。
定期受診が欠かせず、おりもの、悪臭が付きものといった難点があります。
入れっぱなしでなく、朝自分で挿入し、就寝前にはずして使う自己着脱は、手間はかかりますが、よい方法の一つと言われています。
リングペッサリーのリスク・トラブル
Q.70歳代 女性の子宮脱 プラスチックのリングが合わない。
「子宮脱」と言われ、「手術しても何年か経つと、また元に戻ってしまうから」と、産婦人科の先生は、プラスチックのリングを母の腟にはめました。
ところが、それから半年、トラブルの連続です。
リングが、はまっている間は、しきりに尿がもれ、厚い尿もれパッドを1日何回も交換しています。
また、尿だけでなく汚いおりものが出て、何だか臭いがするらしいのです。
トイレでうんちをする時、いきむと、はずれてしまうこともあり、もともと便秘気味なのもあってか、月に2~3回は、はずれて産婦人科へかかります。
これじゃもう一緒に温泉へ行けないね、と母は嘆いています。
私もつらくて、少し遠くの総合病院の産婦人科へも、連れ出してみましたが、ここでも手術はすすめないと言われました。
泌尿器科に相談しても「子宮脱は産婦人科へ」と言われてしまいました。
何とかならないでしょうか。
A.「日本 産科婦人科 学会」と「日本 産婦人科 医会」の診療指針では、
腟口から子宮や、腟の覗いているくらいの子宮脱に対して、まずペッサリーによる管理を試すよう指導されているようです。
一般の産婦人科では、70歳以降の女性が子宮脱で受診されたら、まずはペッサリーによる管理を試すようにしているところが多いようです。
ただ、高齢者の子宮脱・膀胱瘤は、すでに骨盤底の支える力が弱っているため、装着したペッサリーが安定するためには、大きなサイズのものが必要であり、装着する時に、違和感や痛みが出ることが多いようです。
違和感のない小さいサイズでは、はずれてきてしまいます。
大きなサイズのペッサリーをはめたままにすると、ペッサリーがあたる箇所で腟壁が傷つき、出血、デリケートゾーンの不潔、腟周りの感染症などの問題に発展していく可能性があります。