相談や手術は病院の何科?

骨盤臓器脱の相談や手術は病院の何科?

病院によっては、骨盤臓器脱専門の外来が創設されているところもあります。骨盤臓器脱 専門の科がある場合は、「ウロギネ科」(泌尿器科・婦人科)や、「ウロギネコロ科」(泌尿器科・婦人科・直腸肛門外科)、「骨盤臓器脱センター」などという名前で専門化しているところもあります。

 

ウロとは(Urology 泌尿器科)、ギネとは(Gynecology 婦人科)、コロとは(Colorectal surgery 直腸肛門外科)のことを指します。

膀胱脱・膀胱瘤の場合

膀胱脱・膀胱瘤の場合は、「泌尿器科」という名前で表記されていることが多いようです。

子宮脱・性器脱の場合

子宮脱・性器脱の場合は、「婦人科」という名前で表記されていることが多いようです。

直腸脱・直腸瘤

直腸脱・直腸瘤の場合は、「直腸・肛門外科」という名前で表記されていることが多いようです。

骨盤臓器脱の何脱か?何瘤か?わからない場合

何脱か?何瘤か?わからない場合は、まず「婦人科」で診察を受けられて、何が出てきているのか判断してもらうとよいと思います。

 

ただできれば骨盤臓器脱を扱っている専門の科で診てもらえると良いと思います。

 

病院で診察を受けると、骨盤臓器脱の場合、手術を勧められるケースがありますが、手術には、1,従来行っていた古い方法から、2,メジャーであるメッシュ手術、それから3,最新の腹腔鏡を使った手術など種類がありますので、少なくとも古い従来の手術法(ジ従来法)を勧められるところは控えた方が、リスクを少なくすることができるのではないかと予測します。

骨盤臓器脱の治療の種類について、詳しくは、こちらで>>>ご覧いただけます。

 

骨盤臓器脱や内臓下垂(子宮下垂・膀胱下垂・直腸下垂)でお悩みでご相談いただくみなさまの中には、ご自身の股の間に違和感を感じながらも、何がでているのか?を見るのが怖くて、一度もみたこともないという方も中にいらっしゃいます。

 

初めて、股の間に違和感を感じたときは、きっとかなり怖いと思いますが、多くの場合の原因は、出産を経験されている方が、50代以降に骨盤底筋が衰えてしまい骨盤の下側が広がって内臓下垂(子宮下垂・膀胱下垂・直腸下垂)することで、骨盤臓器脱になっている場合が多いですので、まずは病院にて、信頼できる先生に診察を受けていただけると良いかと思います。

 

できれば冒頭で書きましたように、骨盤臓器脱専門の科のあるところで受診されることをお勧めいたします。

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