股の間の違和感は何?
股の間の違和感でお悩みの方が増えて来ています。
今までは「感じることがなかった」のに、急に股の間に違和感や異物感、何か挟まっているような感じが続く。
「病院に行くのも怖いし、恥ずかしい。」
「もし病院に行くにも、何科に言って良いかわからない。」
こういった方が、特に50歳代以降の女性で増えてきています。
いろいろな症状がありますので、一概に判断することはできませんが、骨盤臓器脱(膀胱脱・膀胱瘤・子宮脱・性器脱・直腸脱・直腸瘤・肛門脱・脱肛などとも呼ばれます)の初期症状である可能性があります。
日本骨盤臓器脱研究所では、日々この「骨盤臓器脱」のご相談を頂く中で、股の間に何かが挾まっているような状態が10年以上続いているという方が、本当にたくさんいらっしゃいます。
出産後の30代の女性でも
出産を経験された30代の女性でも、「子宮下垂」「膀胱下垂」などと診断されて、友達にも家族にも恥ずかしくて何も言えずに、一人で悩みを抱え込んでいる方も本当にたくさんいらっしゃいます。
もし病院に行って,「手術するしかありませんね!」と言われて、断れなかったことを考えたりすると、ますます不安が強くなってきたりしますよね。
そんな時にできれば「手術をしない方法で治った」という体験談をインターネット上で、探されている方も多いのではないかと思います。でもご安心くださいね。
実際の体験談
実際に「10年来の膀胱瘤が治った!」「マンゴーくらいの大きさのものがでていた性器脱(子宮脱)が治った!」「直腸瘤で悩んでいたのが治った!」その他にも「ひどかった尿漏れが治った!」などたくさんのお声を頂戴しております。
あなたさまご自身で「骨盤底筋体操」をするだけで治るのが一番の理想なのですが、「骨盤底筋体操のみ」で治る方は、初期症状で、かつ症状が軽い方が、ほとんどではないかと思います。
いずれにしても、骨盤の底の筋肉を普段から鍛えることはとても大切な事ですが、それだけでは治らない方もまたたくさんいらっしゃるのですね。
「骨盤の下」にある筋肉の蓋が緩んでしまっていると、長時間立ち仕事をしたり、お腹に力が入る(腹圧が上がる)状態になると、どうしても骨盤の中の内臓が骨盤の下(股の間)に出てきやすくなります。
それによって、股の間に、膀胱や子宮、直腸が少しだけひょっこりでてきてしまうことで、股の間に違和感がでてきてしまいます。
子宮脱なら婦人科で、膀胱脱なら泌尿器科で、直腸脱なら直腸肛門科で診察してもらうことになりますが、少しでているくらいなら、子宮下垂、膀胱下垂 直腸下垂などと診断されることも多いようです。
これはまさに骨盤臓器脱の初期症状といえると思います。
どうすればよい?
「骨盤の下側」を広がりすぎないようにしてあげると、骨盤の底の筋肉に力が入るようになって、普通に歩いているだけで、骨盤底筋が鍛えられるようになり、「脱」しにくくなるのです。
これを発見してから、今まで多くの方にお伝えしているのですが、「手術せずに治った!」「前よりも脱していたものが減ってきた!」などたくさんの嬉しいご報告をいただいています。
「骨盤の下側」を広がりすぎないようにするためには、骨盤の下側に、巻いていて心地の良い骨盤ベルトを巻いてあげられるとよいのです。
強すぎず弱すぎないベストな強さ、正しい位置で装着することで、骨盤の底の筋肉が少しずつ鍛えられるようになってきます。できれば骨盤ベルトを巻いた状態で、骨盤底筋体操を、「日々できる範囲で」続けられるとベストです。
日本骨盤臓器脱研究所ホームページでは、たくさんのお役立ち情報を用意しておりますので参考になりそうな情報はご自由に試していただければと思います。
お読みいただきましてありがとうございました。