骨盤臓器脱は、3種類
※ 骨盤内臓器脱と表現する人もいます。
1、膀胱脱(膀胱瘤)
2、子宮脱(性器脱)
3、直腸脱(直腸瘤・脱肛)
画像引用元:ウロギネねっと 野村昌良先生 http://urogynenet.com/pop.html
骨盤臓器脱の年代別の有病率は?
(出典:メディカルトピア草加病院 様)
子宮脱 3種類
画像引用:らくわ健康教室 楽しく役立つ健康講演会 様 http://blog.rakuwa.or.jp/rkk/archives/496
子宮下垂
子宮が正常な位置より下に下がっている状態。出産や加齢によって下がってきているケースが多いのではないかと推察します。
部分子宮脱
子宮が正常な位置より下に下がり、一部膣口より外に出ている状態。
完全子宮脱
子宮が正常な位置より下に下がり、膣口より完全に外にはみ出ている状態。
子宮脱のステージ1~4
ステージ1
膣の入り口から「1cm」まで子宮が近づいてきている時は、子宮下垂(しきゅうかすい)といいます。
症状 = 下腹部や、膣内に違和感。
ステージ2~3
膣の入り口「1cm」前後以内に、子宮の入り口の部分が降りてきている状態は不全子宮脱(ふぜんしきゅうだつ)といい、ステージ2~3といいます。
症状 = 排尿障害、尿閉など。
ステージ4
膣から「2cm」以上子宮がでている状態。全子宮脱(完全子宮脱)といいます。
症状 =膀胱まで子宮に巻き込まれて降りてきてしまう場合もあり(膀胱瘤)。
あなた様の骨盤臓器脱の種類は、何かについての詳細は病院で検査を受けるとよろしいと思いますが見た目の検診だけではわからないためMRIなどを撮影する必要がでてくると思います。