日本骨盤臓器脱研究所プロフィール
日本骨盤臓器脱研究所 代表 岡林秀和
鍼灸師 国家資格保持者
医療従事者 医師も推薦する骨盤底筋体操を中心に助産師 理学療法士とも連携しながら研究中
多数の医師参加の日本女性骨盤底医学会にて発表
↓上記内容を拡大したものです。
P-20 骨盤臓器脱の症状改善にむけた骨盤ベルトの開発と評価
日本骨盤臓器脱研究所
骨格美人研究所
岡林秀和(1)、野木佐智子(2)
(はじめに)
近年、骨盤臓器脱が増加傾向にある。当研究所が開発した骨盤ベルトで骨盤臓器脱の症状が改善に向かったという報告があったため、その有用性について検討した。
(骨盤ベルトの機能)
本研究で用いた骨盤ベルトは、産前・産後の不定愁訴対策の為に開発されたものである。骨盤下部のみを適切な強度で支えるように設計した。また、長時間連続で装着ができるよう、装着時の痛みや違和感などが発生しにくいよう、伸縮性やベルトの形など着け心地についても工夫した。
(方法)
評価方法は、骨盤底体感問診票による使用者からの自覚症状に基づいたアンケート、および、全体写真による体型の変化、および、被験者からの体感の報告に基づいた。
(結果および考察)
アンケート送付数65人、回答数21人。項目は「1,なんらかの形で効果を実感した 」「2,変化無し」「3,悪化した」の3項目で分類した。「1」は17人(回答数の内81%)。「2」は4人(回答数の内19%)「3」は0人(回答数の内0%)であった。「1」は骨盤ベルトを用いて左右の恥骨が広がらないように支えることで骨盤底筋群への機能が向上したのではないかと考えられる。「2」は装着位置に間違いがあったのではないかと考えられる。「1」と答えた中の骨盤子宮脱(StageⅣ)1例は子宮が正常な場所に戻った。また骨盤子宮脱(StageII)1例は子宮が正常な場所に戻った。また子宮下垂1例については違和感が消失した。3例とも骨盤臓器脱・子宮下垂の症状改善が認められた。自覚症状からくる不快感と不安感が消失し、日常生活の質が向上した。上記3例は手技療法も併用した。以上の結果、骨盤ベルトを保存療法の1つとして提案するとともに、今後も効果を検討していきたい。
骨盤臓器脱でお悩みの方の中で、美人ベルトご使用の
81%の方が、”何らかの効果を実感した”
という評価をいただきました。(※効果には個人差がございます)
残りの19%の方は、装着していなかった、付け方が間違っていた方も含まれています。
現在では、ご希望者には必ず装着後に写真をお送りいただいて、正しい付け方となっているかお一人お一人チェックさせていただいております。
会場に、実際に掲示された内容↓
バランス工房グループ代表として、10年以上主に妊娠中・産後の整体をさせていただく中で、骨盤の「下側の広がり」が「骨盤底筋」を鍛えにくくしているという発見をしました。
そんな中で、骨盤臓器脱でお悩みの方からご相談がどんどん増えてきました。
骨盤臓器脱は手術しかない?
テレビやインターネット上で、「骨盤臓器脱は手術をする方法しか治らない」と見聞きし、手術はお身体にリスクもご負担もあるため、なんとか、対策や方法はないか?と試行錯誤している中で、骨盤底(こつばんてい)筋肉が衰えていることが大きな原因ではないか?という推察の元、研究実験を繰り返している中で、実際に骨盤臓器脱が緩和・快復とご報告いただける人が増えてきました。
もし、あなた様が骨盤臓器脱でお悩みでしたら、まず手術の前に(もしくは手術の後であってもお困りでしたら)
骨盤底筋を鍛えることを試していただきたいと思います。
何年も前から、ステージ2(1センチ)以上、子宮が膣から出てきてしまっている方でも、ほとんど出なくなったという方がでてきています。
骨盤臓器脱(膀胱脱,子宮脱,直腸脱)快復へのポイントとは?
この骨盤臓器脱(膀胱脱,子宮脱,直腸脱)を改善するポイントは、骨盤底筋を鍛えることに他ならないのですが、この骨盤底筋を鍛えることがあなた様が思っていらっしゃる以上に簡単ではないのですね。
なぜかというと・・・特に出産経験のある方は、出産後に骨盤の下側が広がりやすくなるからです。
特別なホルモン「リラキシン」
妊娠中、産後または生理のときは、リラキシンという特別なホルモンが出ることによって、全身の筋肉や普段は緩まない靱帯まで緩んできます。それによってお尻が大きくなったように感じたり、下半身の血流やリンパの流れが悪くなってしまったり、下半身が大きくなる方もいらっしゃいます。
女性の骨盤底(こつばんてい)は、男性に比べて筋肉が薄く、弱い傾向がありますので、まず、しっかり使えるようになることが大切なんですね。
出産経験の無い方でも、筋肉量が少なく、ふわふわとした筋肉をお持ちの方は、骨盤臓器脱になっていらっしゃる方がいらっしゃいます。
ある研究データ
スウェーデンのある研究では、80歳以上の女性は骨盤臓器脱に10%ほどの方がなっているというデータまであるくらいです。
日本だけでなく、世界レベルで(特に先進国において)骨盤臓器脱でお悩みの方は増えてきているといえます。
骨盤底筋の本当の鍛え方
骨盤底筋(こつばんていきん)を鍛えるためには、骨盤の下の方が横に広がっていない状態で、骨盤の底に力を入れるというのがとっても大切なポイントなんですね。
逆にいうと、骨盤の下側が横に広がりすぎないように骨盤ベルトなどで支えてあげられると、それだけで骨盤底筋(こつばんていきん)が鍛えられるようになってきます。
※ 骨盤ベルトなどを巻いて寝転んでいているだけでは、骨盤底筋は鍛えられません。
骨盤ベルトなどを正しい骨盤の位置に、巻いた状態で、「歩いたり」、「骨盤底筋体操をする」ことによって、骨盤底筋がかなり効率的に鍛えられるようになるのではないかと思います。
症状が軽い子宮脱(ステージ2 子宮が1センチ程度でている状態)の方が、当研究所 代表 岡林ひでかずが8年かけて制作した下半身美人骨盤ベルトで、数日でひどかった尿漏れの症状がまずおさまり、その後出ていた子宮がほとんどでなくなったという女性がいらっしゃるくらいです。
1日に4~5回骨盤ベルトを装着した状態で子宮にきゅっきゅっと力を入れる骨盤底筋体操をするだけでかなり状態がよくなっていったとのことでした。
あなた様もあきらめないでいただきたいと思います。
日本骨盤臓器脱研究所の覚悟
日本骨盤臓器脱研究所では、骨盤臓器脱でお悩みの方に関して、下半身美人骨盤ベルトを3ヶ月間試してみて、一切変化が感じられなかったという場合は、現時点では、すべて返金させていただくという異例の措置を決め、現在も継続中です。
もし、手術をどうしようか迷われている場合は、「少し延期できないか?」
担当のお医者様に相談してみてください。
もしかしたら「骨盤ベルトでよくなるくらいだったら、とっくによくなっていますよ」とか「難しいと思いますよ」とか言われて、落ちこんでしまうかもしれませんが、骨盤ベルトを着けることでのリスクはほとんど無いかと思いますので、一度試してみられる価値はおおいにあると思います。(※ 正しい位置で心地よい範囲で装着の場合。)
日本骨盤臓器脱研究所で相談の多い年代
骨盤臓器脱でお悩みの方は、日本骨盤臓器脱研究所でご相談いただいている方のデータでは、50代以上の方が圧倒的に多いです。(もちろん女性です)
日本骨盤臓器脱研究所に、お問い合わせいただいたり下半身美人ベルト(かはんしんびじんべると)をお試しになられる方は日本全国で、特に地方都市の方からご相談いただくケースが多いです。
なぜ?骨盤底筋は衰えてきている?
特に、地方都市で、近くでも車を多用されていたり、運動をあまりされていない方、トイレが昔は和式から洋式に変わってしまってきていることも骨盤底筋を鍛える環境が減ってきている原因の一つではないかと思います。
日本骨盤臓器脱研究所は、骨盤臓器脱でお困りのあなた様が少しでも心が明るくなって希望を見いだしていただきたいという思いから、2017年10月に立ち上げました。
お電話で無料お悩み相談窓口を開設し、現在アドバイスを行っておりますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
少しでも子宮脱 膀胱脱 直腸脱でお悩みのあなた様のお役に立てればと思います。
日本骨盤臓器脱研究所の情報や下半身美人ベルトで骨盤臓器脱の症状が緩和し、変化を実感いただくことが出来ましたらほんの些細な変化でも、是非ご報告もお待ちしておりますので遠慮なくご連絡くださいませ。
あなた様からのご相談いただくことで、情報が積み上がり助かる方が増えていきます。
他の方のお役に立つことにもつながりますので、どんなささいなことや、お困りのことであっても、お気軽にご一報いただけましたら幸いです。
また、これからがんばっていこうと行動される方の励みにもなりますので、どんなご報告でも大変うれしく思います。
日本骨盤臓器脱研究所 代表 岡林秀和